ただスピーカーを通じて再生された音と、生で喋っているのとでは、音質云々を抜きにしても、やはり受け取られ方がまったく違う。人間は、目の前に他人の存在を認識するのとしないのとでは、情報の受け取り方のモードが、生理的に変わってしまう。
そう考えると、パプリックビューイングのようなものは不思議で、あれはどういう状態なんだろう。ストリーマーのライブ配信などはある程度インタラクティブなので、生の人とやり取りしている感覚があるのは理解できる。とはいえ、いずれも目の前に肉体がある本物の体験とは、比べるべくもない。