訳者が原文を咀嚼せずに書いてると思われる文章を読まされるのは実際苦痛

人間の欠点は作業続けてると疲れてくることだよなー。翻訳技術書読んでると、後半にいくにつれて、ああ訳者疲れてきたんだなというのが感じとれる。最後のほうの章はほとんど推敲してなさそう。

思うに現在ある程度成功しているLLMの応用というのはだいたいHuman in the Loopが前提のやつばかりで、長時間かかりかつ精密性が要求されるような自動化をLLMにさせる方向では、あまりうまくいってないのではないか。

人が頭の中で考えた定型文の感情の流れをそのまま見せられても、冷めてしまうよなあ。やっぱりこれはどこか本物だって感じられないと、感情移入は無理よ。これは芝居の問題でもあるけど、台本の問題のほうが大きいかもしれない。

くせえ芝居、っていうのは、言い換えると、要はまっすぐすぎる芝居、単純すぎる芝居、そのまますぎる芝居、そういったことだよな。ある程度隠さないとダメよな。要はふつうの人は大抵の場合、わたしはいまこういう感情ですっていうことをことさらに表に出そうとはしないわけで。内面の感情を記号的に「表現」しようとしたら、まあ臭くなってしまう。要はリアリズムでやればいいだけの話ではあるのだけど…。